楽天市場やAmazonなどのECモールでも、自社ECでも、必ず繁忙期と閑散期があります。
一般的に、繁忙期は3~4月と11~12月。一方で、2月と8月は売上が落ち込みやすい閑散期です。
では、年間を通して安定した売上を作るにはどうすればよいのでしょうか。
答えはシンプルです。
常に「半年後の売上」を作るための準備をしておくこと。
夏の売上は冬の間に作り、冬の売上は夏の間に作る。この考え方が、EC運営ではとても重要です。
これは植物を育てることとよく似ています。
収穫の時期になってから種をまいても、実がなることはありません。
種をまき、水を与え、肥料を与え、日々手をかけ、十分な時間をかけて育てて、ようやく収穫の時期を迎えます。
売上もまったく同じです。
繁忙期になってから慌てて商品ページを作ったり、広告費を増やしたり、新商品を考え始めても、大きく売上を伸ばすことはできません。
繁忙期は、種をまく時期ではなく、これまで育ててきたものを収穫する時期なのです。
本当に差がつくのは、その半年前までにどれだけ準備を積み重ねたかです。
例えば、
- 人員体制の整備
- 生産計画・在庫計画
- 新商品の開発
- 販売チャネルの拡充
- 商品撮影や動画制作
- 商品ページやランディングページの改善
- シーズンイベントの企画
こうした準備を半年前から積み重ねてきた企業ほど、繁忙期の売上を大きく伸ばすことができます。
反対に、準備不足のまま繁忙期を迎えるとどうなるでしょうか。
広告費だけを増やして集客しても、在庫切れによる機会損失が発生する。新商品がないため話題を作れない。母の日やクリスマスなど、集客力の高いイベントにも十分に参加できない。
その結果、利益を削りながら広告費だけが増え、期待した成果を得られないという悪循環に陥ります。
だからこそ、準備は繁忙期のずっと前から始める必要があります。
例えば、
- 母の日・父の日の準備は冬の間に始め、春までに完成させる。
- 夏商材の準備は2月までに終える。
- クリスマスや年末商戦の準備は夏の間に進める。
- 冬商材の準備は8月までに完了させる。
繁忙期は「準備をする時期」ではありません。
半年かけて育ててきた成果を収穫する時期です。
売上は偶然生まれるものではありません。
半年先を見据えて種をまき、育て続けた企業だけが、繁忙期に大きな実りを手にすることができるのです。
